2017年3月11日 (土)

 「男と女」 と 「ランデブー」

映画 「 男と女 製作50周年記念 デジタルリマスター版 」

      & 同時上映  「 ランデブー デジタルリマスター版 」

2016年12月11日 川崎アートセンターアルテリオ映像館にて

       www.otokotoonna2016.com

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「男と女」というフランス映画を観たことがない人でも、あの主題歌の ♪ダ~バ~ダ、ダバダバダ~、ダバダバダ~♪ のメロディはなんでか耳に残ってるという人は多いのではないだろうか。 僕もそうでした。

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ストーリーは同じ寄宿舎に娘と息子を預けている、それぞれ妻と夫を亡くした男女が知りあい惹かれあうという、ま、どうということないものなのだが、、この作品は主演女優の美しさと、流麗なカメラワーク、モノクロとカラーの大胆な構成、それからやっぱり音楽。

これであの甘美な♪ダ~バ~ダ、ダバダバダ♪のメロディー、イコール「大人の恋愛」というイメージで定着した感じだ。。 あ~俺も♪ダバダ♪してえー、、、って何を言ってるんだ。

余談ながらTBSラジオの「安住紳一郎の日曜天国」のコーナー「ゲストでダバダ」もこの曲からだ、たぶん。

                           ・

この「男と女 デジタル・リマスター版」ではクロード・ルルーシュ監督がその10年後の1976年に撮った短編「ランデブー」が日本初公開で同時上映された。

1台のクルマが夜明けのパリのど真ん中(凱旋門→コンコルド広場→オペラ座→モンマルトル墓地→サクレ・クール寺院)をアクセル全開でひたすら走り抜ける車内目線のワンカット映像、その間8分48秒!

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この「ランデブー」の映像の迫力がとにかく凄い!
路面やハンドルの振動までも伝わってくるような迫力に、思わず足が突っ張ってしまう。

「男と女 デジタル・リマスター版」のDVDを特典映像「ランデブー」で発売してほしい。

、、、とここまで書いたところでAmazonでちょっとしらべたら、5月2日にそのとおりの仕様でブルーレイ&DVDが発売予定らしい。

スクリーンで観た時の迫力は味わえないにしても、「ランデブー」の8分48秒のために、
俺買っちゃおうかなあ。

灼熱

映画 「灼熱」  2015年 クロアチア、スロベニア、セルビア

2016年12月24日 川崎アートセンター アルテリオ映像館にて

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「クロアチア紛争」・・・1991年~1995年、旧ユーゴスラビアからの分離独立とクロアチア人とセルビア人の民族対立巡って起きた紛争。

このクロアチア紛争をはさんで1991年、2001年、2011年の3つの時代の男女をいずれも同じ俳優たちが演じる。

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「時代を超えて紡がれる、ひとつの愛の物語」とチラシにはあるけれど、映画を観たかぎり、それとはちょっと違う。

10年ごと、それぞれ40分ほどの違う民族どうしの男女のエピソードは、同じ俳優が演じているというだけで、特に関連がない。

それで、話を重ねるごとにつまらなくなります。

、、、う~ん、「過去のしがらみに打ち勝とうとする、、、」というテーマが、ちょっとぼやけてわかりにくいんだな。 あと、「アドリア海の真珠」と称えられるというクロアチアの美しさもあまり画面から感じられなかった。

正直、「カンヌが絶賛!」というほどの感動は僕にはありませんでした。

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同じように、「旧ユーゴスラビアの民族紛争に引き裂かれる男女」を描いた映画に20年くらい前の作品だけど「ビフォア・ザ・レイン」という映画がある。
こちらはマケドニアが舞台。 この作品の3つのパートに分かれているのだが、ひとつのエピソードが微妙に次のストーリーに関わっていて、さらに3話目のおわり、映画のラストシーンが第1話のファーストシーンに繋がるという驚きの展開だった。
これは当地の問題に疎い自分にも面白かった。

しかし、この「ビフォア・ザ・レイン」もなかなかDVD化されずに、レンタル落ちのVHSテープを入手した翌年にDVDが出たりして(おいおい、、)
最近やっと品揃えのいい店舗のTSUTAYAにも並ぶようになりました。

2017年1月15日 (日)

年賀状

2017年。 今年の年賀状を先日やっと投函した、、、ていうかもう「寒中見舞い」なのだが。

ええ、毎年毎年こんな遅れてすみません。すみません。 
 と言ってみるものの、あまり気にもしていないのですが、、、

僕の場合、切手をわざわざ¥52+3の「お年玉くじ付き切手」を使ったりしているのだが、
その抽選日の1月15日までに出せばいいや、などという手前勝手な「俺ルール」があったりする。 「なんだよ、それ」と言われそうですが。。

でも、僕の年賀状でこの「くじ付き切手」の存在を知った人もけっこう多いらしいのですよ。
ハガキより発行枚数がずっと少ないので郵便局によっては11月中に売り切れてしまったりしますが。

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先に届いた友達からの年賀状に「今年はどんな酉の版画になるのか楽しみです」なんて書いてあると、なんか手抜きしちゃ不義理になるみたいなんですが。

、、、できました!

宛名面には「闘鶏」(一度見てみたいものです)の小品(の一部)を。

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こちらが裏面。 なぜか「月と鶏」。

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この版画の前に昨年の秋の「月の展覧会」用にに「オオカミ」の版画を刷ったんだけど、その作品で2版使ったうちの1枚目の版を「ニワトリ」の版画にもそのまま使った。

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    1枚目を刷ったところ。

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ここですぐに2版目を刷らないで、一度パネルに水張りして数日間乾燥させる。
で、裏面からハケで水分を与えて、まる1日おいてから2枚目の版をする。

なんでそんな面倒くさいことをするのかというと、続けてすると細かい線が滲んだようになってちょっと弱いからです。

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「ニワトリ」だとやっぱり「月」じゃなくて「朝日」かなあ、とも思ったが、まあそのへんはどうでもよろしい。

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ところでこういった銅版画の技法、また材料的なことは、この本に多くを教わった。

  「銅版画のテクニック」 深澤幸雄 著

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銅版画家の深澤幸雄さんが、その長い制作活動のなかで習得し、また自ら編み出した技法や、材料、道具についての知識を惜しげもなく記した本。

僕は版画を学校などで教わったことがないので、この本はある意味バイブルでもある。

ニワトリの版画を描画している最中の今月5日、その深澤幸雄さんの死亡記事が朝刊に載っていた。 

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92歳。 老衰。 大変な時代を生き抜いて制作を続けてこられて、大往生だと思う。

僕はただの一度も面識がなかったけれども、、心よりご冥福をお祈りいたします。

2016年12月26日 (月)

ジャニス: リトル・ガール・ブルー

映画 JANIS:LITTLE GIRL BLUE /  ジャニス:リトル・ガール・ブルー

  2015年 アメリカ映画  監督:エイミー・バーグ

2016年12月24日 川崎アートセンター アルテリオ映像館にて

20年くらい前のことだが、とある土曜日に仕事で運転中のラジオから、ジャニス・ジョプリンの歌が流れた。曲は「Me And Bobby McGee /ミー・アンド・ボビー・マギー」。 
そのラジオ番組はシンガー・ソング・ライターの鈴木祥子の特別番組で2時間半ほどの番組のなかで、自身の曲や敬愛するミュージシャンの曲をかけながら、その中でジャニス・ジョプリンを紹介する。
鈴木祥子さんがジャニスの27歳という短い生涯と音楽活動について語ったあと「ミー・アンド・ボギー・マギー」が流れる。ともあれそれが僕がジャニスの声を聴いた最初だったと思う。

そのしゃがれたような声は衝撃的でさえあった。英語の歌だからもちろん歌詞の内容はわからないけれど、「ミー・アンド・ボビー・マギー」というタイトルと曲調、ジャニスの歌いっぷりから僕が最初に想像した内容はこんな感じだった。

「私とボビー・マギーはかつて一緒に過ごしていたけれども、いまは離れ離れでそれぞれの道を歩いている。 けれども、あの日々はけっして無駄ではなく、いまでも私たちのなかで輝いている・・」 
みたいなことを歌ってるんじゃないかな、と思って聴いて、その後ジャニスのCDを買って訳詞を確認したら、だいたいそんな内容だった。 「歌」って言語がわからなくても、やっぱりその思い、とか心が伝わるもんなんですね。

それからしばらく経って、大船の「鎌倉芸術館」で友部正人の「30周年記念コンサート・あれからどのくらい」があった。途中休憩をはさみながらの3部構成、約4時間の長いライブ。
2部と3部の休憩の間、ロビーでコーヒーを飲んでいると、すぐ近くから聞き覚えのある声が。
ふと横を向いたらすぐ隣に鈴木祥子さんがいた。 話かけなかったけど。

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、、、というわけで、長い前フリでしたが、昨日24日に映画「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」観てきました。

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この映画なプロのシンガーとしての実働約4年(!?)のジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー映画です。   

                             http://janis-movie.com/

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生前の本人のライブ、レコーディング、インタヴュー映像と、当時の彼女を知る人々の証言、それから初公開された、家族に宛てた手紙の数々で構成されている。

その手紙を朗読するキャット・パワー(シンガーらしいがよく知らない)がいい。ジャニス本人が朗読しているのかと思っちゃったよ。

「リトル・ガール・ブルー」。 ジャニスの歌った曲名だけれど訳すと「少女の憂鬱」か。
映画本編のなかのある人の証言に「ホテルに彼女を訪ねていったら、途方にくれた少女の顔だった、、、」という印象的な言葉があったので、ここからタイトルにしたのかもしれないです。

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初めて観るジャニスのライブやレコーディングの映像の圧倒的な声の力。

それらはとても魅力的でそれだけでも観る価値はあるけれども、この映画の中では、容姿にコンプレックスを抱えた暗い少女時代から綴られている。

誰からも相手にされなかったハイスクールと、シンガーになってからも孤独を酒とクスリで紛らわせて、結局それがもとで突然27歳の若さで逝ってしまうんだけれど。

きっとこの人はだらしのないとこも、いっぱいあったんどろけれども、たった実働4年ほどの音楽活動で「音楽史上最高の女性スター」、「女性ロックのアイコン」になった。

50年、60年生きても人の心になにも残せない人がほとんどだというのに、いなくなってもパワフルな歌声で元気づけてくれる彼女はやっぱり素敵だと思うのです。

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映画本編が終わって、エンドロールといっしょに、有名人のジャニスへのコメント映像が流れた。

、、、ジュリエット・ルイス! なんか久しぶりに見た気がする。彼女の出演作では「ギルバート・グレイプ」が一番好きです。

それからジョン・レノンとオノ・ヨーコ。 ジョンが凶弾に倒れたより、ジャニスの死のほうが早かったというのが、いまさらながら意外に思ったり。

ジョン・レノン「僕の誕生日プレゼントにと、ジャニスが歌を録音したテープを送ってくれたんだ。それが届いたのは彼女が死んだ後だった。」

 

2016年12月19日 (月)

SION ACOUSTIC TOUR 2016 代官山UNIT

 12月

♪ 12月 街はクリスマス気分 あちこちから思い出したようにジョンの声

   そして俺ときたらいつもこのごろになると

   なにかやり残したよな やわらかな後悔をする ♪

たしか1986年の冬にFMから流れてきたこの歌「12月」で「SION」というシンガーを知った。
なんという寂寥感の歌だろう、と。 「ジョンの声」がジョン・レノンのことだと気付いたのはずっと後のことだけど。

それから、約30年。 ほぼすべてのアルバムをリアルタイムで聴いてきた。
人生の半分以上の時をSIONの音楽を聴いてきたことになる。

メジャーデビュー30周年の今年。 
30年、長期の活動停止期間もなく、その時代、時代の歌を書き、ほぼ毎年アルバムを発表しているが、一般の知名度はあまりにもない。 でもその音楽は唯一無二のSION。 御年56。

、、、かっこいいです!

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2016年 12月17日(土)

 SION アコースティックLIVE 2016  代官山UNIT

年末恒例のSSK(SION+細海魚&藤井一彦)のライブに今年も行ってきた。

メンバーは細海魚(キーボード・アコーディオン)と藤井一彦(Aギター)の2人だけなのだが、ドラムやベースもいるんじゃないかと思うほどの分厚い音!
年々進化している感じだなあ。

この夜の記憶を辿って、セットリスト(演奏楽曲)はだいたいこうだったと思う。

 (順不同です。 以下の楽曲を歌ったけど曲順はちょっと自身ないや)

              夜しか泳げない

              午前3時の街角で

               バッカス

             まるで誰かの話のようだね

             洒落た日々から遠く離れて

               デジャビュのあやとり 

               追っつかない

               ひとり綱引き

              Hello ~大切な記憶~

                 春よ

             お前の空まで曇らせてたまるか

                ONBORO

                      Hallelujah

                                  ノスタルジア

           後ろに歩くように俺はできていない

              彼女少々疲れぎみ

                 jabujabu

                  風来坊

              マイナスを脱ぎ捨てる

                  住人

               曇り空ふたりで

                  12月

              ウイスキーを一杯

                  俺の声

                 お前がいる

           今さらヒーローになれやしないが

              そして あ・り・が・と・う

特にすばらしかったのは、「ノスタルジア」ですね。 この歌は何度も聴いてるけど、この日の歌はなんていうんですか、神ってた。 鳥肌がたち、目頭が熱くなる。。

ふんだりけったりで、言いことなんかあまりなかったような1年が終わっても、SIONの歌があれば、人生なんとかやっていけるんじゃないか、本気でそう思ったライブだった。

 ♪ 後ろに歩くように俺はできていない 今を行くだけだ たとえ亀より遅くとも

   それでも後ろに歩くようには 俺はできてないのさ ♪

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2014年のTシャツが安くなってたんで、買ってきた。ステッカーと。
 

 

2016年12月11日 (日)

東逸子 個展 

銀座のスパンアートギャラリーで画家、東逸子(あずま・いつこ)さんの個展を観てきた。

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                                        http://www.span-art.co.jp/

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新作はドイツの伝説の鳥「ヘルシニア」から触発された、水彩ベースのドローイングが10点前後なのだが、そのテーマに合うそれまでの銅版画作品も展示されている。

僕はこの作家の緻密で深淵なイメージの銅版画のファンで関連の書籍も3冊ほど持っている。 特にこの「シェイクスピア幻想 〈道化たちの夢物語〉」の挿画はすばらしい。

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展示の銅版画は「点描エッチング・アクアチント・ルーレット、、」などと技法も明記してあったので、マニアとしては制作過程や時間を想像しながら観て、それほど大画面でもないのに、ひとつひとつの作品の技術はもちろん、熱量に圧倒された。

なかなか作品を直接観る機会がなかった作家、銀座まで行った甲斐があった。

ちなみに、東逸子さんご本人にはまだ一度もお会いしたことがないのだが。

                        
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これは10年近く前にたまたま本屋で見つけて買った絵本「月光公園」。

展覧会は明後日、12月13日(火)まで。

2016年12月 4日 (日)

「 水野るり子の詩 皿の底の暗がり 」

書籍の紹介です。

「 水野るり子の詩 皿の底の暗がり 」

 著者 エドウィン・A・クランストン Edwin A Cranston

  訳者 グレーテルの会

 発行 株式会社 思潮社

 定価 本体2400円+税

この本はアメリカを代表する日本文学研究者の著者が、詩人の水野るり子さんの作品について書いた英文のエッセイ(2008年に出版)を和訳したものです。

、、、で、何故僕が詩歌関係の本を紹介しているか、といいますと。。

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実は、この本の表紙には僕の銅版画「Dodo」(2014)が使われているのでした。

以前、水野さんが購入してくださった、この小さい版画を詩人本人から「装幀に使いたい」というメールが届いたのが昨年の8月くらい。
「ほんとに僕の絵でいいのかなあ?」と思った(ていうか今でも思ってるが)けどもちろん快諾返信。

結局、当初の予定より1年くらい訳書の出版が遅れたようですが、昨日こうして手元に届いてちょっと感激している。 
「うわっ!、ほんとにドードーが表紙になってる! いいのか?!」 これが第一声である。

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装幀は思潮社が手掛けてくれたそうです。 
あの数多くの詩集や歌集を世に送り出してきた思潮社が。

そして扉には僕の版画の「車輪」が。 これも詩人所蔵の作品。

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素敵な装幀の本に仕上がっていてうれしい。 ありがとうございます。

内容は著者が自ら英訳した水野さんの詩(和訳ではもちろんオリジナルに戻っている)のひとつひとつの深層世界について語っている。 とても読みやすい本です。

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数年前の「ユニコーンの夜に」という詩集で、初めて僕の絵を表紙と扉絵に使ってくれた時、水野さんは本の発行日を11月30日にしてくれた。その日が僕の誕生日だと知っていたからだった。 
そしてこの「皿の底の暗がり」の発行日もまた「2016年11月30日」になっていました。

                          ・

とかく詩歌関係の書籍は部数が少なく、大きな書店でもなかなか見つけにくいもの。

ためしにAmazonで「水野るり子」で検索してみたらありました。
「12月14日発売予定 予約受付中」。

興味おありでしたら、ぜひよろしくお願いいたします。 

デザイン・フェスタVol.44 終了

、、、もう一週間経ってしまいましたが。。

11月26、27日にデザイン・フェスタVol.44が終了しました。

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ブースにお立ち寄りくださった皆様、さらに作品をお買い上げくださった方々、

 ありがとうございました!

ま、今回は売上的には非常に不甲斐ないことになってしまったのだけれど、、、
  、、、次行こう!次!

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カメレオンとか、トカゲの骨格とか、、勝手に「透明標本」に対抗意識メラメラと燃やして作ってます。 向こうは俺のことなんか知らんだろうが。

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、、、まだまだだな。。

さて、今年最後の出展はこちら。

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12月9日(金)~12月25日(日)

第11回 Art Galler 山手  2016 クリスマス展 

お時間ありましたらどうぞよろしく。   

  期間が長めなので、途中何度か追加納品する予定です。

 

2016年11月 6日 (日)

シーモアさんと、大人のための人生入門

映画「シーモアさんと、大人のための人生入門」

2014年・ アメリカ映画・81分  監督:イーサン・ホーク

 2016年11月6日(日) 川崎アートセンター・アルテリオ映像館にて

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本日11月6日(日)、あれこれ今月の予定を考えて「やっぱ今日観よう」と思い、15分ほど走って観に行った。 

イーサン・ホークって誰だったかなー、と思ったら「恋人までの距離(ディスタンス)」とその後の続編でジュリー・デルピーの相手役の俳優だ。
監督業もしているとは知らなかったです。

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この映画は84歳のピアノ教師、シーモア・バーンスタインを撮ったドキュメンタリー作品。

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ピアノ教師としてのレッスン・シーン、やわらかい声で適格に生徒に教える。
ピアノについて、音楽について、これまでの人生について語る。 友と語り合う。
始めから終わりまでそれだけの映画です。

大きな事件が起こるわけでもなければ、そもそも「クライマックス」がない。

しかし、シーモアさんの語る、やさしいあたたかく、深い詩のような言葉の数々。。

彼の語る「音楽」を「人生」に置き換えてもいいかもしれない。

僕は基本、説教くさいものは好まないのですが、この映画の80分の語りつくす言葉に、
もういちど観たいと思ってる。

パンフレットは品切れだった。まじか、残念。  近々再入荷の予定だとのこと。

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個人的には、「大人のための」っていう邦題じゃなくてもいいと思います。
 

「この世界の片隅に」徹底解説を聴いて

先日、11月2日(火)のTBSラジオの「たまむすび」の午後3時からの映画評論家・町山智浩の「アメリカ流れ者」。

いつもはアメリカ在住の町山さんが電話出演して、新作映画やアメリカのカルチャーなどについて話す(最近は大統領選)のだが、ただ今帰国中ということで、スタジオ生出演。

この日は11月12日公開のアニメーション映画「この世界の片隅に」について語った、というか大絶賛!

、、う~んちょっとこれは、正直映画も予告編すらも観てないのに感動しました。

さっそく、上映館調べて前売り買っちゃいました。

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いまTOHOシネマズとかの前売りチケットってカードになってて、裏面の番号入力してネットで座席予約できるようになってるんだな。 よう知らんかった。

さて、この日の「アメリカ流れ者」。 普段は番組パーソナリティーの赤江珠緒さんと山里亮太さんが町山さんの話の聞き役なのだが、この日は出演者3人ともが「この世界の片隅に」の試写を観ている、ということもあって大絶賛の嵐! ギリギリネタバレにならないところで語りつくすという名作回でした。はやりの言葉でいうと「神回」か。 もう古いか。

「今日は本年度レコード大賞、、じゃなかった、間違えた『町山大賞』の発表です! 『この世界の片隅に』! もう1億円もらってもこの映画にあげます!」 って、いきなり「レコード大賞、1億円」のワードぶっこんで皮肉ってるとこがさすがだなあって思った、しかもTBSの番組内で。。

とにかく怒涛の22分。 赤江さんが映画を思い出してなのか、時折言葉につまっていたようだった。
そしてこのトーク全体が映画で声優をつとめた能年玲奈の応援になっている。 

番組のあと、試しにツイッターで「たまむすび町山智浩」で検索してみたら、ほらやっぱり称賛の嵐じゃん。

この番組は明日いっぱいまで、「TBSラジオクラウド」かradikoの「タイムフリー」、それ以降はたぶん、YOUTUBEで聴くことができます。

興味がある方はどうぞ。僕は10回くらい聴いた。

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