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2010年8月15日 (日)

有元利夫展 天空の音楽

先日、目黒の東京都庭園美術館にこの展示を観にいってきた。

この庭園美術館は常設のコレクションを持たないけど、
建物それ自体が美術品のようなもの。
もとは旧朝香宮邸、そして迎賓館として使われたアール・デコ様式の洋館。
これだけでも鑑賞に値する。
それこそ、壁紙から、ドアノブ、窓枠、手すりまで。

で、この庭園美術館と有元利夫、絶妙です。

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出品作品の数量的には2001年の10月に宇都宮で観た展示のほうが多かった。
素描もあったし、版画もほぼ全作品とタブローもそうっだような。。

今回の庭園美術館は美術館としてはそれほど大きな規模ではないので
単純にスペース的にすべてを展示するのは難しいという事情もあるのだろう。
そもそも美術館として建てられたものではないし。。

まあ、華族の邸宅に招かれてそのコレクションを鑑賞させてもらってるような
気分でゆっくり観るのがよろしいかと。

でも1点! 初期の10点連作「私にとってのピエロ・デラ・フランチェスカ」が
5点しかなかったのは残念だったなあ。

有元さん、没後25年。 奇しくも先月観た鴨居玲も没後25年。
もっとも有元38歳、鴨居57歳と20歳くらいの差があるし、
同じ具象の人物像でもずいぶん作風も違うので簡単に比較できないが。。

こうして、まとまった数の作品をじかに観るとやっぱり
1枚1枚丹念に丁寧に仕上げられているのだ。
昔はそう思っていなかったけれども
絵画造形として、うまい。 無表情にみえる人物の顔も。

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たぶん、描いた本人は思いつきで描いていて、
それほど深い意味はこめていなかったんじゃないかな。 
絵を完成させることだけで。

あと版画の連作もありますが、小品ながら見ごたえがあります。
それぞれの技法を読み解いてじっくり観るのも楽しいかと。

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