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2012年3月

2012年3月21日 (水)

フェルメール 光の王国展

「 フェルメール 光の王国 展 」  会場 フェルメール・センター銀座  ~2012年7月22日

福岡伸一監修の展覧会、というか期間限定の美術館。 このひとどんだけフェルメール好きなんだろ。

これは観たほうがいいです。

フェルメール全37点の展示。(なかには真偽が分かれるものもありますが)

、、、ただしすべて「リ・クリエイト」つまり「複製」である。

けれども、オリジナルでは絶対にできない全作品を一堂に展示。

それも収蔵美術館と同じ額装で、同じサイズで、そして制作年代順に並べて。

スケール。 ここがポイント。 

画集とか観ると作品の縦横の寸法は載っているけど、あまり気にしていないでしょう。

で、現物を観た時に「この絵は思ってたよりずいぶん小さいんだな」とかっていう経験あると思う。 あるいはその逆も。

また、年代順に展示してあることで作品のテーマや技法の変遷といったこともより解りやすい。

この展覧会は写真撮影できます。 もちろん周囲に迷惑にならなければ。 それとフラッシュの使用はNGです。

で、僕も少し、、

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これは、ボストンの美術館で1990年に盗難に遭って、いまだ行方不明の「合奏」。

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「絵画芸術」。

写真は撮ってないけど「手紙を書く女と召使」の部屋も再現されてますね。

スケールはわかった。 あとは死ぬまでにあと何枚観られるかだ。

それにしても福岡伸一先生、どんだけフェルメール好きなんだろ。

 フェルメール・センター銀座 http://www.vermeer-center-ginza.com/

2012年3月20日 (火)

フェルメール 光の王国

「 フェルメール 光の王国 」 福岡伸一

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この本は先日、渋谷Bunkamuraに「フェルメールからのラブレター展」を観に行った際に買ったものだ。
 (画像の本は僕の手でトレーシング・ペーパーでカバーがかけられています)

著者は生物学者の福岡伸一氏。

NHK-BSの「いのちドラマティック」でちょっととぼけた、けれども丁寧な解説が面白い青山学院大の教授。

最近もFMラジオに出演しているのをたまたま運転しながら聴いていた。

 「福岡先生、生物と無生物の違いってなんですか?」

 「それは、昨日の自分と今日の自分は違うということです。
  すべての生物は分子レベルでは、日々生まれ変わっているからです。」

そんはようなことを言っていた。 そしてこうも言った。

 「だから約束なんて守らなくてもいいんですよ」

そう、約束なんて守らなくてもいい。だって1年前と今日の僕はなにもかも違うのだから。

、、いいことを聞いたと思ったけど、それは政治家の前では言わないほうがいいね。

さて、著書「光の王国」。 いい本です。

「フェルメールの作品が所蔵されている美術館に赴いてフェルメールの作品を鑑賞する」

、、、足かけ4年、32作品を鑑賞した「フェルメール紀行」。

もちろん、美術の専門家ではない福岡さんなのだが、それゆえに科学と美術のあいだを行き来する視点が面白い。

欧州とアメリカの先々でその地にゆかりのある科学者に思いを馳せる。

 、、、アインシュタイン、スピノザ、パリでは天才数学者のガロア。
    NYでは野口英世がフェルメール作品を見たことがあるかもしれない、と。

そして、最後の章で同じ年に生まれた顕微鏡を発明したアマチュアの生物学者レーウェンフックをめぐる「ある仮説」に到達する。

それにしても福岡先生、どんだけフェルメールが好きなんだよ、 と。

その「どんだけ」は銀座の「フェルメール・センター」に繋がるのだ。
 

2012年3月18日 (日)

OZ magazine Travel

「オズマガジン増刊 Travel」という雑誌がありまして、、

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「春のおでかけ」特集なんですが、実はこの中に作品の写真がちょこっと載っています。

僕も知ったのは発売から1週間後で、載せてくれたギャラリーの方からメールで教えてもらった。

立ち読みで済ますつもりがついつい買ってしまった。

お時間ありましたら、書店でご覧ください。 コンビニにもありますね。

春のおでかけは、伊豆高原がおすすめです。

2012年3月 8日 (木)

建石修志 展

もし、これから渋谷Bunkamuraにフェルメールを観にいく予定がおありなら、

1Fのギャラリーで今日8日から18日までの「建石修志 leaf/poetry Ⅱ」も観ていかれることをお勧めします。

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タイトルからして昨年11月の銀座、青木画廊での画集刊行記念展のパート2という位置づけだろうか。

この展示はまだ観にいっていないけど、もう一度のフェルメールとその上の階に建石さんの個展というのはいいかもしんない。

僕は20数年来の建石さんのファンであります。

この方の絵をみるときは近づいたり、離れたり、そしていつも虫のように隅々まで目をこらしてしまう。

そして、描きたいものを具現化するためのテクニックということについて考えてしまいます。

今回もまた、楽しみです。

舟越桂の版画

フェルメールの絵を観た同じBunkamuraの1階のギャラリーで「有元利夫・舟越桂 版画展」をやっていた。

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有元利夫は1985年に亡くなった画家で舟越桂は海外でも評価の高い木彫りの彫刻家だ。

何年か前の芸術新潮の有元利夫特集で舟越桂さんが丁寧なコメントを寄せていたのを思い出す。

有元の版画はすべて観たことのあるものだったので、特に目新しさはない。

美術館で観たときと違ってすべてプライスがついている。 (へ~11万円もするんだ)とか思ったり。

舟越さんの版画も版種はリトグラフ、木版、銅版。すでに観た作品も多いが新作もあった。

木版画とかは専門の彫師が制版していたりするのであまりオリジナルという魅力は感じなかった。
リトグラフもきれいだけれどどこか平板な印象だ。

自分も作るからかというのもあるが、銅版画は版やインクの持つ物質感とか
制作の現場での作家自身の瞬間の感性や発想が色濃く出ているようで興味深い。

特に奥の展示室、左隅にあった赤いインクで刷られた作品。

たしか「戦争を視るスフィンクス」というタイトルだったか。

狙ったのか偶然をそのままよしとしたのかわからないが
所々、指を押し付けて腐食した指紋のあとや、こすったあとの腐食がざっくりとしたマチエールになっている。
たぶん、下図もなしに直接銅版に描きだし、試行と思考を繰り返しながら制作する作家の姿が浮かんだ。
いつかTVで観た彫刻を制作する舟越さんのように。
この版画、欲しいと思ったもの。 買えないけど。。

2012年3月 4日 (日)

青衣の女 ~フェルメールからのラブレター展~

昨日は仕事の後、渋谷のBunkamuraに行ってきた。

ここのミュージアムで展示されているフェルメールの3点の作品を観るためだ。

17世紀オランダの画家フェルメール。 

現存する作品が36点。 内1点が1990年に盗難に遭い現在も行方不明。

内3点ほどが真偽の判定が分かれるとも。 ~僕は真作じゃないと思ってますが。。

で、そのフェルメールが3点日本に来ているというのは、これはもう「事件」なんですよ。

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フェルメールといえども作品の質には30数点のいくぶん差があるのですが、
この「手紙を読む青衣の女」は「極上」といっていかもしんない。

窓は描かれていないけれども、窓辺と解るやわらかな光線と完璧な画面構成。

さらにこの展示は昨年の修復後、世界初公開なんだな。

これは、上映されている修復前の画面と比べてみると画面が鮮やかになっているのがわかります。

あと2点「手紙」をモチーフにした作品がワシントンとダブリンから来ている。

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それから、同時代のオランダ室内画もあるが、それによってフェルメールの作品の緻密さがきわだっているようだ。

この3点は実物をみたら意外に小さいと思う人が多いんじゃないかな。

Bunkamuraは金、土曜日は21時までの開館なので、この曜日に行くことが多い。

他の美術館もそうしてくれればいいのに、といつも思う。

18時までなんて労働者をなめとんのか!、と。

この時間帯もけっこう観覧者が多かったのだからきっと休日はもっとだろう。

やっぱりフェルメールは人気あるのだ。 

画のすばらしさと別にその名前のやさしい響きと、

Johannes Vermeer、 JとVで始まる字面のかっこよさもあるんじゃないかと僕は密かに思っているんだけど。

これで僕は8点。 残りはいつ観られるだろうか。

展覧会のカタログは買わなかった。

かわりに前から読みたかったフェルメールに関する単行本を1冊買った。

それについてはまた。

2012年3月 2日 (金)

太陽がいっぱい

、、と言っても映画のレヴューではありません。。

太陽だ!、、、

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ウニではありません。 念のため。

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左は3層の「太陽と月と星」。 右は「太陽」と「月」の2連。

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それから「太陽と木と家」。

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手のひらに太陽を。

これらのほとんどは春が待ち遠しい弘前のギャラリー芭蕉に送りました。

雪かきのお手伝いは出来ませんが、心に太陽を。

2012年3月 1日 (木)

Gallry芭蕉

明日、3月2日(金)から8日(木)まで

青森県弘前市の「Gallery芭蕉」でアクセサリー等の展示をします。

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、、といっても僕は作品を送るだけで、弘前には行かないのですが、、今回は。

ギャラリーのオーナーの方は、友人から当ブログを紹介してもらったそうで、
昨年、メールでオファーをいただいたのでした。

こんな駄文だらけの日記でも続けてみるもんだね。

そんなわけで、メールと電話でのやりとりだけでまだ面識はないのだが、
さきに送った作品を撮ってDMを作ってくれた。

大平(おおだいら)さん、ありがとう。

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Gallery芭蕉  http://www.bashow.jp

弘前ではこの冬は例年にも増して大雪でどえらいことになっているらしい。

さっきブログを観たら、窓の高さまで雪!

でも、その雪の窓辺に僕の作品を吊るしていて、それが雪の白に映えてきれいです。

これはいいな。空気や気温も撮っている感じ。 こっちでは撮れないな、と思った。

もし、弘前のお近くでこのブログを観てくださっている方がいましたら、、

 どうぞ、よろしく!

、、、ところで、「ひろまえ」と書いて「ひろさき」と読みますが、、

「弘前市外崎、、」と続くので、どうも住所を書くときに書き間違えてしまいそうになります。

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