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2012年6月10日 (日)

ボストンの雲竜

昨日、9日は上野の国立博物館にいってきた。

この展示を観るために。

[特別展] ボストン美術館 日本美術の至宝  
   http://www.boston-nippon.jp/

これは明治期以降にアメリカに渡った日本美術10万点(!)のうち国宝クラスの92点が、
「里帰り」しているもの。

これは始まる前から、なんというか「日本人として必ず観なければ!」みたいな気持ちでいた。

うかつにも最終日の1日前になってしまったが。

120609_114445

先週、母が観に行って、平日でも混んでいるということを聞いていたので、そこいらへんは覚悟していったのだが、、

意外にも「30分」の表示の入場制限だった。
2時間くらいは外で並ぶかと思っていたが、実際には15分ほどで入れた。

梅雨入りの雨模様の天気がよかったのか。。
いっそ「台風直撃」とかならもっと空いてたのかも、とか思ったり。

いや~この展示はほんとすごかった。

奈良、鎌倉時代の仏画、仏像から水墨画。 
特にすらりと美しいプロポーションの「弥勒菩薩立象」 (1189 快慶 作)

それから絵巻物、「吉備大臣入唐絵巻」の全4巻。
これはほとんど漫画のように可笑しい。
(昨年だったかNHKのドラマでこの吉備真備(きびのまきび)を吉岡秀隆が演じてた)

それから、着物と刀。 能の衣装の唐織や刀剣。 
この刀を鍛えるのに何千回、火の中に入れ叩いたんだろう。
この着物と刀剣は東京展のみの展示だそうだ。

そして、なんといっても蕭白。 曽我蕭白といえば、悔しいけどボストン。

この絵師のちょっとデーモニッシュな人物象はドイツの版画家のホルスト・ヤンセンも模写している。

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これは、大判のポストカード。 「雲竜図」 襖絵8面のうち4面。

ボストン美術館でも常設されてなく、8面すべてを一挙に公開するのは世界初。

やっはりTV画面や印刷物ではこのスケール感はわからない。 とんでもないです。

この展示はこの後、名古屋、大阪、九州に巡回されるらしいです。

もし、お近くの方はぜひ観にかれることをおすすめします。

僕はこの雲竜に会えるのは最初で最後かもと思って観にいきました。

展示を観たあと、本館地下のミュージアム・ショップに寄ってみた。

この冬、六本木の森アーツで開催されていて観に行けなかった「歌川国芳展」のカタログを発見。
即買いだ。

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それにしても、昨年の「五百羅漢」とか、どうも最近は日本美術に目が向いている。 僕は。

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コメント

歌川国芳……興味深い絵師ですよね。一風変わった画風は彼の個性を如実に表している気がします。
私は、インカ展に行きたいのですがまだ行けていません。そろそろ終わっちゃう!?行けるかな……フェルメールの真珠の彼女もまだ会いに行けていないし、真剣に行く日を考えよ♪っと。

追記……クレヨンしんちゃんの映画は侮れません。私は、戦国時代にタイムスリップしてしまうお話が好きです。武骨なお侍さんと気丈な姫さまの純な恋模様には涙です。タイトルなんだったかな……?
ラストが悲しいのだけれど……(T_T)

インカ帝国展は~6/24(日)までですね。フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」の本物は6/30~9/17まで東京都美術館で会えます。ほぼ同じ時期に同じ上野の西洋美術館に「真珠の首飾りの女」も来てます。今年はフェルメールと天体ショーの当たり年!

インカ展行ってきました。満員御礼……日本人って、こんなにインカが好きだった?

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