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2012年8月11日 (土)

松本竣介展

生誕100年 松本竣介展

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この展覧会を葉山に観に行ったのは最終日の7月22日だったからもう3週間も経ってしまいますが。。

4月に岩手県立美術館で始まった展示はいま(~9月4日)宮城県美術館で開催中。
その後、9月29日~11月11日まで島根県立美術館と巡回して
そして最終展は11月23日から来年1月14日までの世田谷美術館。
そうか、生前の画家にゆかりのある地を巡るらしい。

松本竣介(1912~1948)の作品は油絵を描き始めた高校生の頃から好きだったのだけれど
こうしてまとまった数の作品を観たのは今回が初めてだ。
ほぼ全作品なんじゃないだろうか。

36年の短い生涯の年代順、テーマごとにそして時代背景をたどるように展示してある。

技法、画質の変遷もあるが、僕がもっとも好きなのはこの自画像から始まる一連の人物画。

120722_190509_3

風景や建物もいいけど、人物像はむかし技法を真似て描いていたくらいだから、
ちょっと本物には思い入れがある。

120722_190845

13歳で聴覚を失った竣介は、それが理由で徴兵を免除になった。

けれども多くの友人を見送った彼の心境はわからないけど、
家族を島根に疎開させても、ひとり東京に残って制作を続けたらしい。

またこんな言葉ものこしている。

 「猛火に一掃された跡の真赤な鉄屑と瓦礫の街。
 それらを美しいと言ふのには、その下で失はれた諸々の、美しい命、愛すべき命に
 祈ることなしには口にすべきではないだろう。
 だが、東京や横浜の、一切の夾雑物を焼き払つてしまつた直後の街は、極限的な美しさであつた」(1946年2月)

ところで白黒写真に残る松本竣介のその容姿、やっぱりハンサムなんだな。
写真にいっしょに写るジャガイモやなすびみたいな顔(失礼!)の仲間と並ぶとなおさらそう思ってしまった。

前述したけれど東京では11月から世田谷で観ることができます。

実はうちからだと葉山よりこっちのほうが近かったりして。

世田谷美術館。ちょっと駅からアクセス悪くて、そういうところでいい展示はけっこう好きです。

ぜひ、観てほしいなあ。

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