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2013年5月 5日 (日)

 かわいい江戸絵画 

「ボストン美術館展」から先月の「円空」まで、
ここんとこ「江戸時代」がマイブームな僕ですが、、

昨日は府中市美術館で開催されている「かわいい江戸絵画」展を観にいってきた。

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折しも、府中駅周辺は例大祭、5月5日の「くらやみ祭り」大盛り上がりだった。

この「かわいい」展、もう大盛況なんであります。

うかつだったのは、会期中、前期後期でほとんどの作品の展示替えがあったこと。
府中なんて横浜にいくより近いんだから、前半も行っとけばよかった、、

そして、大盛況ゆえに展覧会の図録は会期終了を待たずして増刷分も「完売」だと。

、、こういうときに限って、じつに内容の濃い欲しくなるようなカタログだったりするのだ。

まあ、しかたがない。 
それにこの展覧会はあの山田五郎が「GWに観ておきたい美術展ベスト3」のトップに
挙げていたくらいだ。

今回、特に観たかったのは歌川国芳の「猫」と猫を擬人化した作品だったのだが、
国芳展のカタログ表紙にもなっている「坂田怪童丸」も観られたのはよかった。
この鮮やか色彩と力強いカタチはどうよ!

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それから、伊藤若冲の「鸚鵡図(オウム)」と追加出品の「河豚と蛙の相撲図」。

チケットのデザインにもなった円山応挙の「狗児図(子犬)」、
これだけじっくり観られたら、満足だ。 
一回観に行ったくらいですべての作品は残らないのだ。

この展示は江戸時代に始まった(といわれる)「かわいいものをかわいく描く」という
変遷を見せてくれて、実に面白かった。

図録は買えなかったのだが、面白い本をミュージアム・ショップで見つけたので。

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マンガの表現方法のだいたいは江戸後期にはもうできていたんじゃないか。

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もう一冊は文庫。 
2005年に亡くなった江戸風俗研究家の杉浦日向子の最後のエッセイ集。

  うつくしく、やさしく、おろかなり 私の惚れた「江戸」 

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「お江戸でござる」の解説は好きだったんだけど、ずっと病魔と闘っていたのだなあ。

彼女の喋りとおんなじくらい面白いです。

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コメント

まさか(゜ロ゜;
図録、増刷分まで完売なのですね!
(/_;)/…。
ショックです。
さっき、メールで図録だけでも!って書いたばかりなのに…。(;_;)

私も杉浦日向子さん好きでした。

そうなんです、図録完売なんです(泣)。
先週4月28日の「アートシーン」で紹介されたから、いっきに来場者が増えたのかもしれませんね。見本の図録を見たら、本のサイズはちいさいけど、作品は展示替えの分もぜんぶ載ってていい内容でした。。。 残念!

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