«  手をめぐる四百字 | トップページ | みんなのアムステルダム国立美術館へ »

2015年2月 1日 (日)

青の美術史

昔、持っていたけど、友人にプレゼントしたり、あるいは古書店に売ったりして手放した本が
どーしてもまた読みたくなって、同じ本を探して購入する、ということが最近5冊分くらいあった。

この本もそんな1冊であります。

 「青の美術史」 小林康雄 1999年10月発行

2015010801

、、そうだ、思い出した。 これは初版が刊行されたときに書店で見つけて買って、読みやすい文章で3回くらい通して読んで、それから2年くらいして苗字の頭に「青」がつく友人の祝いにあげたような気がする、たぶん。

銅版画の青いインクの扱いを考えていたときに、不意にこの本に書かれている「青の系譜」を読み返したくなり、ネットで検索して取り寄せた。

新装版でなく、セザンヌの絵が表紙の初版で読みたかったのだが、ヤフオクで発見。
旭川の出品者から送ってもらいました。

「青」というひとつの色彩を手掛かりにした美術史、、というより人類文化史といったほうがいいかもしれない。

2015010802

古代の壁画には「青」という色がなかったこと。 稀少な青の顔料の鉱石「ラピス・ラズリ」。
フラ・アンジェリコの「受胎告知」のマリアの「青いマント」、「フェルメールの青」、時代は進んでピカソの「青の時代」、「イブ・クライン・ブルー」、、、

そして第11章では人類初の宇宙飛行士ガガーリンの「地球は青かった」という言葉に辿りつく。 

「われわれの地球は青い星として輝いている。 われわれは青のなかに生きていたのです。」

この本がもし、最近書かれたものだったら、たぶん「青色発光ダイオード」にも触れていたかもしれないね。

«  手をめぐる四百字 | トップページ | みんなのアムステルダム国立美術館へ »

」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/551197/60980172

この記事へのトラックバック一覧です: 青の美術史:

«  手をめぐる四百字 | トップページ | みんなのアムステルダム国立美術館へ »

最近のトラックバック

2017年11月
      1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30    
無料ブログはココログ