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2015年2月 1日 (日)

 手をめぐる四百字

もう15年来の知り合いのカメラマンの高村さんから先日封書が届いた。

「写真在中 二ツ折り厳禁」と書かれたB5サイズくらいの封筒。

なんだろ? と思って開封したら、、 「手」の写真だった。 僕の。

2015011204

数年前の銅版画の個展に来てくれた際に、「君の手を撮らせてほしい」と。

というかそのためにその日はカメラを持ってきたらしい。

ガラスに押し付けて撮ったので、不恰好な手がますます不細工だ。

僕の手は人一倍ちいさい。 
手首から中指の先までが約165mm、ちょっと手の大きいやつと比べると一関節分くらい小さかったりする。
さらに、ごらんのとおり不恰好なので、手のカタチが美しい人に会うと男女に関わらず、ついつい口に出てしまいます。

 「キレイな手ですねえ」と。

ところで、その高村さんはそれ以来、つまり僕の手を撮って以来、ポートレイトを撮った時にその人の「手」も撮らせてもらっているのだそうだ。 
お礼のメールの返信でそう言っていた。

                       ・

                       ・

せっかくなので「手」についての本を紹介。

  「 ”手”をめぐる四百字   文字は人なり、手は人生なり 」

    季刊「銀花」編集部編  2007年刊

2015011206


季刊の「銀花」という雑誌に連載の記事から、50人の「手」についてのエッセイを収録したもの。 あらためて寄稿者を見ると、この本の刊行から現在までに亡くなられた方も。

この本の特徴は本文が(今どき)原稿用紙1枚に「手書き」ということ。

、、、だもんで中にはすげー読みにくいページもある、、、誰とは言わないが。

それぞれの仕事と人生と哲学をほんのすこし垣間見たような気になる本です。

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