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2015年11月

2015年11月23日 (月)

 わたしの名前は...

映画 「わたしの名前は...」  

 2013年/フランス/126分/カラー、一部モノクロ /原題 Je m'appelle Hmmm... 

監督・脚本・撮影・美術  アニエス・トゥルブレ (アニエス・b)

   www.uplink.co.jp/mynameis

2015年11月22日(日) 渋谷UPLINKにて

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ファッションデザイナーのアニエスbが本名アニエス・トゥルブレで初監督した作品。

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アニエスべーの作品だからパリのお洒落な映画かと思いきや、シリアスなテーマと悲劇的結末だ。

(直接的な表現はないけれども)父親に虐待を受けて傷ついた少女と、何らかの理由で家族を失った、イギリス人のトラックドライバーのロードムービー。
短い、終わりのあるこの旅の結末にハッピーエンドはない。

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赤と青と白のトリコロールを基調にした色彩。 突如変わる画面サイズや質感。
画面に重なる手描きの文字や少女の泣き顔のドローイング。
自由に変化する画面が現代美術の映像作品のごとく実験的だ。

ジャン・レノにちょっと似たトラックドライバー役のダグラス・ゴードンは現代美術作家で
2006年の映画「ジダン・神が愛した男」の監督らしい。この映画も公開時、池袋で観ている。 縁がありますね。

                          ・

渋谷のアップリンク。初めて行きました。
この映画の上映は40席しかないちいさなスクリーンだけど、座り心地のいい椅子でゆったり観られました。 アップリンクの会員になろうかな。次から¥1000だし。

「赤いバンダナ」はWebでの予約席。

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窓口でチケット購入の場合、ボーダー(横シマ模様)柄の服を着用の方は¥300引きの
「ボーダー割」があります。「ボーダー柄」はアニエスの定番だけども、アニエスbの服でなくとも割引だそうです。
僕は「ヨコシマな心」の持ち主だけれども「ボーダー柄」のシャツは無かった。。

でも確実に観るなら、Webで座席予約するほうがおすすめかも。





KANO 1931 海の向こうの甲子園

映画 「KANO 1931 海の向こうの甲子園」  



  2015年11月8日 KAWASAKI しんゆり映画祭にて



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もう2週間近く経ってしまいましたが、、、
今年もこの時期に「しんゆり映画祭」。 
最終日の最終上映はこの台湾映画の「KANO 1931 海の向こうの甲子園」。



 かつて、甲子園に台湾代表は出場していた、なんてこの映画を観るまで全然知らなかった。



1931年、日本統治時代の台湾から甲子園に出場し、決勝まで勝ち進んだ「嘉義農林学校野球部(KANO)」の実話をもとにした物語。



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すでにDVDにもなっていて、TSUTAYAでは「邦画」の棚にあるけど、この作品は「台湾映画」だ。 日本人の俳優と、野球経験があるけれども演技の経験がない台湾人の若者がキャストで、言語がほとんど日本語の台湾映画。 台湾では空前の大ヒットを記録した。



上映時間185分(!?)。 
3時間もあるのかよ! こりゃ万一、すげーつまんない映画だったら苦行だな~などと思っていたのだが、これが長時間を感じさせないすばらしい映画だった。
、、正直に言うと2度ほど泣いた。



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主演の野球部の鬼監督役に永瀬正敏。この映画のために少しだけふっくらして貫禄つけている。その妻役に坂井真紀。
それから台湾の農業の発展に大きな貢献をした水利技術者役に大沢たかお。
こういう人物を描いているところが、台湾って親日国だなあって思う。 
、、ただ永瀬正敏と大沢たかお、この2人が映画に出ていながら演技で絡む、共演するシーンがまったく無かったのは、ちょっと残念、もったいなかったかなという気はしますが。



、、、あと、最後の音楽は「歌」でないほうが。。



映画祭ではこの映画のパンフレットの販売はなかったので、その日のうちにAmazonで検索して注文した。 やや割高だったが、パンフは新品でチラシ2種類も付いてたので、まあいいか。。



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嘉義農林の選手が雨中の敗戦となった試合の後、合宿所で打ちひしがれる生徒たちに向かって、近藤監督(永瀬正敏)が語る言葉がすばらしい。



で、DVDから文字に起こしてみました。



 (燭台(ろうそく)を持って) 「今日はただこれを見つめろ」



「  自分を鷹だと思え。



  崖の縁に立ち、お前の眼はもうひとつの眼を持っている。



  追うものと追われるもの定まった瞬間、空高く翼を広げ、その状態を保ち続けろ。



  自分の眼とその翼を使って、大地を見下ろすんだ。 いいか、



  1、まず極限まで翼を広げろ



  2、迅速に急降下



  3、瞬時に爪を振りかざし



  4、攻撃 。



 1、2、3、攻撃  1、2、3、攻撃!



 全体のリズムを掴め。 そして全体を制するんだ。



 1、2、3、 攻撃!  1、2、3、攻撃!



 徐々に獲物に近づき、徐々に詰め寄るが、視界はしだいに広がり、



 しかも簡単に風を操っている



 1、2、3、攻撃! 1、2、3、待て! 1、2、3、攻撃!



 お前は完全に獲物の意志を制した。



 1、2、3、待て! 1、2、3、攻撃!、、、、」



野球と全然関係ないこと言ってるようでもあるけれども、「自分をも俯瞰する冷静さと攻撃性のバランス」を説いているのだと思う。 ひらたく言うと「落ち着け」ということになるんだろうけど、それをこの台詞と映像、音楽で名シーンに昇華させた。



、、、このシーンの永瀬の語りの音声だけ、自分のiPodにダウンロードしときたいわ!



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エンドロールが終わって、客席からは満場に拍手が送られた。
僕が観に行った映画では、まだ3度目のことだ。



そして、上映後は主演の永瀬正敏と日本人野球部員を演じた、大倉祐真、飯田のえる、山室光太郎の3人の若手俳優と映画評論家の佐藤忠男によるトークショーが行われた。



、、、永瀬さん、ちょっと映画「アウトレイジ」の頭脳派ヤクザにみえないこともないです、、、


いや、カッコいいです。 濱マイクを彷彿とさせるね。

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このトーク、ちょっと司会進行が不慣れなせいもあるのか、3時間の映画観たあとにトークが1時間以上あったわけで、もうちょっと簡潔にサクサク進めてくれたらいいのに、と思った。 それはアンケートにもちゃんと書いた。



さて、トークの終わりに観客からの質問コーナーがあり、
それからチケットの半券を使った抽選会があった。

最初に永瀬正敏が引いた。
司会の女性がマイクで言う「はい、では整理番号39番の方! 当選です!」



、、、、!!? 「はい!」って立ち上がって手を挙げましたよ、私は!



当選の品はこれです!





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限定5個のサインボール。本物の甲子園仕様の硬球であります。



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この映画の馬志翔(マー・ジーシアン)監督とこの日の永瀬正敏、大倉祐真、飯田のえる、山室光太郎、合わせて5名のサインがあります。



たぶん、馬監督のサインは台湾であらかじめ書いてもらって、永瀬正敏と3名の俳優のサインは同じマジックで書いてあるので、11月8日のこの日に書いたのだと思う。



5個のうち、永瀬さんが当てた番号はこのひとつだけで、この日の観客の数はわからないけれども、ほぼ満員だった。小劇場のキャパは195席。
こんなことが、こんなうれしいとは思ってなかった。



                          ・



僕らの年代は子供のころ皆自分のグローブを持っていて、友達と草野球をやキャッチボールをしたことはあるが、僕は野球選手の経験はない。
なので、硬式野球のボールというのは、初めて手にした、と思う。



実際に手に取ってみて、今さらながら「これ当たったけっこう痛いね」。



いろいろ投手の握り方を試してみる。人並み外れて手が小さい僕には「フォーク」も「スプリット」も無理だな。



                          ・



やっぱり野球映画っていい。 「がんばれベアーズ」も「42」も。



僕は「フィールド・オブ・ドリームス」のラストの「亡くなった父親とのキャッチボール」は何度観ても涙腺が決壊しそうになります。



「KANO 1931海の向こうの甲子園」。 ぜひ観てみてください。



















2015年11月16日 (月)

薔薇と有刺鉄線




第3回 小さな世界展  -CDケースを使ってー

 2015年11月12日(木)~23日(月・祝)   11時~19時(11月23日は17時まで)

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ただ今、開催中です。 

この展示はCDケースを額装にみたてて、あとは何でもありという大雑把な企画展なんですが
でも、CDケースをばらして裏面に絵や写真をぱこんと挟んだだけだと、なんかちゃちに見えてしまうじゃないですか、そう思ってCDケースを入れる「額」を作りました。

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今回は自分の作品のモチーフは限定して「バラ」にした。

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毎週、町田のバラの種類が豊富な生花店で、¥324のバラを一輪だけ買って幾枚も描いて、たくさんボツにしました。

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ところで、、、花屋で買うバラはそれを買ったお客が怪我をしないようにとの配慮なんだろうけど、棘(トゲ)がない。
が、私は思う。 棘の無いバラは、ただの花でバラではない、と。

やっぱり血がでるほどの棘があっておそのバラ。
美しい顔で傷つく言葉を投げつける女性のように、棘は付いててほしいぞ。
、、何言ってんだか。

で、バラに以前とある所で入手した「有刺鉄線」を組み合わせてみました。
なかなか素敵なモチーフだ。

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Art Gallery山手の展示では「ひとり3点まで」というくくりがあるのだが、ほんとは5連作、10連作くらいにしたいのだけれど。 
それは、いずれ今未完のものも含めてすべてそろうでしょう。

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展示作品はCDケースに入れるサイズなので1点が、70×65mm、85×45mmくらいの
手のひらサイズです。 額装込での販売も、または版画シートのみでの販売も承っております。 お時間おありでしたらぜひ。

これほどの小さなサイズだと、空間の広がりと凝縮、というかそういった面白さは難しいので、もうちょっと大きな画面(といっても普通サイズだが)の銅版画も制作中です。
いつか、人目に出せる機会があれば。

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「薔薇と有刺鉄線」、と書くと何となくイカガワシイような、ヤバいような、キケンな妄想、連想をしてしまうのは僕だけでしょうか。。。
、、俺だけですか。 すみません。

小学生くらいの時に、友達と遊んでいて空地の柵をくぐりぬけようとした時に、有刺鉄線でザックリと切ったふくらはぎの傷跡はうっすらと残っている。
ここ10数年も有刺鉄線を見かけないのは、きっと勝手に怪我するバカなガキが出るのを懸念して、、というのも、少しあるのかもしれないね。




2015年11月 3日 (火)

相模大野アートクラフト 秋の市 2015

11月1日(日) 相模大野アートクラフト秋の市。 無事終了しました。

お立ち寄りいただいた方、そしてお買い上げいただきました皆様(と、いうほど多くはないか)、
ありがとうございました。

僕のブースは、相模大野駅でてすぐの「デッキ会場」や「コリドー会場」ではなく、ちょっとだけ離れた「ボーノ会場」でした。 (「ボーノ」というのはショッピングビルの「ボーノ相模大野」のことで、U2のボーカルの人とは関係なかった)。

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パンフレットの22×28mmほどのこんな小さい写真だけ見て、ここのブースを探してくれる人がいるとは。 驚いた。次回があったらまたぜひ。

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ヒマな時間もあったので、こんな写真も撮ってみました。

ドミノができそうだな。

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モノクロに変換してみた。

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いい。これは、いい。 モチーフによるけど、怪しげなイメージが強調されていい!

5枚の紹介画像提出に、次回はこんなのも入れてもいいかなと。

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次の出展は11月21、22日のデザインフェスタ!、と言いたいところですが、、、
落選したので、初めて来場者として見に行きます。 実は楽しみだ。

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おまけ。 「赤2号」はルーフに載せた。 このほうが車内は広いね。

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帰りに、駐車場で「いいバグ(bug,虫のこと。ビートルの別称)ですね」と身体の大きな外国人が話しかけてきた。 同じイベントでハンドメイドの万年筆を出展していた彼は、本国カナダで、ヴィンテージ・カーのメカニックをしていたという。 それが、どういう経緯でペンを作るようになって、日本人と結婚して伊豆に住むようになったのか、までは話を伺う時間はなかったが、しばらくクルマの話をしていた僕らは、外で待っている彼の奥様をだいぶ待たせてしまったらしいが。  クリスさんありがとう。


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