« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »

2016年1月

2016年1月31日 (日)

美術手帖 2016年2月号 「特集 浦沢直樹」

美術手帖の最新号は漫画家、浦沢直樹の特集号。

2016013101


「世界はマンガで変えられるか !?」

「MONSTER」「20世紀少年」「PLUTO」それから現在連載中の「BILLY BAT」までここ
20年くらいの浦沢作品はすべて読んできた僕。
1月18日の発売日に町田の有隣堂にいったら何と最後の1冊だった。

これは隅々まで読みました。面白い。

とくに浦沢直樹が名古屋造形大学で行った最終講義を収録した「マンガを描き続けるための筋力トレーニング術」は、たとえマンガじゃなくてもすべてのモノをつくる人のは響く内容じゃないかな、と思う。

この特集号の発売とほぼ同時に世田谷文学館で「浦沢直樹展 描いて描いて描きまくる」が開催されてます。 これは必ず行きたい。 ~3月31日まで。

 www.setabun.or.jp

2016013103

それにしても連載中の「BILLY BAT」。

2016013102

1950年代のアメリカと日本から始まりさらにもっと以前の人類の歴史から2016年より先の「未来」まで描いてきた壮大なクロニクルもついに最終章に突入だ。

、、、て、大丈夫か。 これだけとっ散らかった伏線や謎をぜんぶ回収できるのか?!

と、一抹の不安もあるが、ここは最後まで楽しみたい。

2016年1月30日 (土)

krajina - 風景  出久根育

先週の水曜日、銀座の「巷房」という画廊に出久根育さんの個展を観に行った。

2016012403

「krajina」という表記はチェコ語なのだろうか。 
彼の地に暮らして何年になるのかちょっとわからないけど、チェコを拠点に活動している画家
、絵本作家で、それからここ何年か親しくさせていただいてるアクセサリー作家の花岡舞さんの実妹であります。

  http://s.ameblo.jp/licht-m-h/

この会場では銅版画のみの展示。

2016012404

2016012902


2016012903


白い壁を黒一色のみのインクで刷られた「風景」がぐるりと囲んでいる。

東欧の冬を思わせる寒々とした情景もどこか温もりを感じさせる。

2016012408

昨年、町田の書店で偶然見つけて購入した「出久根育 作品集 ~ねずの木と赤い実~」
を持参していきサインをしてもらった。

「はい、、あれ、こういう装丁だったっけかな、、?」
、、、いやいや、大事な画集が汚れたり、傷つかないように、僕がトレーシングペーパーでカバーしてるんだってば 。 、、、

2016012410

                           ・

ところで「巷房」がはいっている銀座1丁目の「奥野ビル」にはほかにも何軒のギャラリーが入っていて、他の用事で銀座方面に行ったときにも、ちょっと時間があれば立ち寄ることが多い。 いつごろ建てられたものなのか、銀座でもかなり古いビルなんじゃないだろうか。
このビルの階段やエレベーターは映像作品のロケに使えそうだなあ。
、、階段の途中でこんなものを見つけました

2016012407

この銅版画の展示は1月31日までですが、現在青山の「ギャラリーハウスMAYA」で、
出久根育 作品展の第2弾を開催中です。 まだ行ってないが、、。

こちらは、絵本の原画なども展示しているらしいです。

2016012901

                          ・

そういうわけですが、レヴューが遅くてすみませんです。
他にも書きたいものはいろいろあるにはあるのだが。。

それから、出久根さん誕生日おめでとう。

                          ・

 ~追記~              

あといちにちで鎌倉の「神奈川県立近代美術館」の一般公開も最終日だ。
先週僕が行ったときには降らなかったけど、もしかして雪のなかでフィナーレを迎えるのだろうか。 そうなったらいいな。 もういちど行きたくなってしまうなあ。











2016年1月24日 (日)

「 鎌倉近代美術館(カマキン)最後の展覧会」に行ってきた

昨日1月23日は鎌倉の「神奈川県立近代美術館」に行ってきた。

鶴岡八幡宮の敷地内にあるこの美術館は1951年に誕生した。
日本で最初の公立の「近代美術館」なのだが、八幡宮との借地契約が切れることと、建物の老朽化などの理由で今月いっぱいで一般公開が終了する。
いま開催されているのが「鎌倉館、最後の展覧会」になる。

2016012415


PART1~3の3期にわけての美術館の所蔵作品の展示だが、普段企画展などのときは美術館のコレクションを一望できることはなかなかないので、これはいい展覧会です。
この美術館は所蔵品がすばらしいので、観とかないともったいないです。

先月のNHK「日曜美術館」でとりあげられて、そしてあと残り1週間ということもあってかお客さんも通常より少し多めみたいだ。

僕もここは何度も来て好きな美術館だけど、なんていうか他にない旧さ、時代遅れ感があるのは否めない。 、、それも魅力のひとつでもあったけれども。

まず、外のチケット売り場で入場券を買って、階段を登る。

2016012416


スロープもエレベーターもエスカレーターもないので、階段を自力で登れない方にはとても不親切な構造だし、ロビーにあたる室内空間がなく、館内入っていきなり展示室というのも他ではあまりない。 展示室から次の展示室に移る際に必ず外に出る、外気に触れるのは好きなところだけれども、これも他の美術館ではまず無いな。

2016012418


第1展示室と第2展示室の間にあるカフェの壁画「女の一生」が素敵です。

数日前の天気予報では、昨日は「雪」だったが、結局南関東はほとんど降らなかった。
実は「大雪」を期待していたので、ちょっとがっかりだった。
雪が降りしきる美術館の中庭や池の景色を見たかったのだが。

2016012413


2016012417


展示は良いですよ。 限られたスペースになるべくたくさんの作品を展示したいという意図なのだろう、すこし絵と絵の間隔が詰めてあるようには感じるけど、ほとんどの油彩画の額にはガラスやアクリル板がなくて見やすい。 床に一応テープが貼ってあるけど、けっこう近くで絵肌を見て、絵の具の重なりや制作過程を読むことができる。

僕の好きな松本竣介も4点展示されてます。

  「自画像」

2016012401

「立てる像」 162×130cm 

2016012402


ものすごく上手いというほどでもないと思うが、僕はこの絵が好きだ。

人物(自画像)に対して風景や建物のミニチュア感はんぱない、なんてツッコミも聞こえてきますが、いい絵だ。

1942年制作という時代感すらも塗りこめられているようだ。
13歳の時に病気で聴覚を失っていた竣介は、おそらくそれが理由で召集されなかった。
そんな時代に何を思ってこの絵を描いたんだろう、とかそんなことまで思ってしまいます。

現物の作品を観ると「足の間の黒い犬」まで確認できます。

                          ・

そtれにしても鎌倉の鶴岡八幡宮のこの地に、美術館があるというのが良かったのに。

建物は当面保存されるらしいけど、何年か先に再契約して、建物の補強、リニューアル工事して再開館とかならないもんかな~。 そういう話ないですか?

2016012419


あと1週間、1月31日まで。


2016年1月14日 (木)

本年もよろしく

遅ればせながら、、あけましておめでとうございます。

、、、いま何日だと思ってるんだ、という声が聞こえてきそうですが、、

今年もよろしくお願いいたします!

今年の元旦、百合ヶ丘のいちばん高いところからの「富士山」を。

2016011110


えーと、ここです! ここ↓

2016011109

やっと、、年賀状をほぼ出し終わりましたよ、 ふ~。

年明けてから、描くのが私の「通常」とはいえちょっと遅かったかね、
、、ぜんぜん気にしてないけど。

2016011101


知っていましたか
マダガスカル島の「ワオキツネザル(ワオレムール)」の名前の由来は「輪尾」なんだと。
僕はつい5日前までしらんかった。 その姿を見た誰かが「ワオ!」と驚いたわけではないらしい。

2016011105


2016011107


新たに制作した「サルのお面」の版画がちょっと不気味だったんで、ボツにした。
、、こっちも似たようなもんかもしれないが。

ネコの数字のスタンプは僕が彫ったものではない。 
町田の雑貨屋でたまたま見つけたものです。 見本ででてた最後の1セットだった。

2016011102


2と0と1と6しか使ってない。 郵便番号もこれで押そうとしたがスペース的に無理だった。
宛名面を横構図にすれば収まるか。

自分でも消しゴムで彫れそうな気がするけど、10個彫って¥1900ではちょっと割にあわないなあ、と思う。

                          ・

今年の初納品。

2016011301


「はこだて工芸舎」に手元にある在庫のほとんどを送った。

もし、お近くの方がいたら観に行ってくださいませ。

 

                       ・

先日東京、谷中の「夕焼けだんだん(という愛称の階段)」のそばのビルにある古書信天翁(あほうどり)にダンボール3箱分の本を引き取ってもらった。
「3年間手に取っていない書籍」を整理したらえらい数になってしまった。

絵画、写真関係の作品集や評論が主なので、僕の本がこの店のちょっとマニアックなラインナップに加わるのは悪い気はしない

そして「Switch」の1986年のバックナンバーを手に入れた。

2016011302_2

この雑誌はこの80~90年代の紙面のデザインも記事も内容が濃くて好きだなあ。

この中に画家ジョージア・オキーフを撮った写真が9点載っていた。

2016011303


2016011304


僕はオキーフの描いた絵画より、オキーフ本人をモデルにして撮られた写真作品のほうに惹かれます。

もし、あなたが美術、写真、音楽、演劇、詩などの書籍に興味がおありでしたら、
「古書信天翁」ぜひ立ち寄ってみてください。

  www.books-albatross.org

、、そして画家有元利夫の愛した谷中商店街の揚げ物屋で40円のコロッケと春巻きを買って帰る、と。

« 2015年12月 | トップページ | 2016年2月 »

最近のトラックバック

2017年8月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    
無料ブログはココログ