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2016年4月

2016年4月 3日 (日)

トーキョー・シック  佐野元春&雪村いづみ

トーキョー・シック Tokyo Chic   

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2年前に限定発売された佐野元春と雪村いづみのコラボレーションのCD&DVD。

ブックオフでたまたま見つけて買った。 あまり安くなってなかったが。

このなかで「トーキョー・シック」「もう憎しみはない」の2曲を佐野と雪村いづみがジャズのビッグバンドのライブ録音でデュエットしている。
というより雪村いづみの歌の上手さに驚いた。とても75歳の声と思えん。
佐野は雪村さんのコーラスでしかない感じだ。

「トーキョー・シック」は「sick (病気)」ではなくて「chic (小娘)」。
「東京のお嬢さん」といったところか。

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DVDの Billboard Tokyo のライヴ映像もいいです。

                          ・

 「このレコードを両親に捧げる 佐野元春」

若いころに雪村いづみの歌を聴いていたという、佐野の亡くなったご両親の写真がCDのブックレットに載っているが、美男美女でびっくりです。

コートの話

昨年の11月に町田ルミネのBEAMSの店員に「そのコートいいですね」と声をかけて、それは店で扱っているものていうことだったので、取り寄せてもらった。

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「これはもともと作業着なんです」
ヨーロッパの職人がシャツやズボンを汚さないように着るもので、本来お洒落着でもないし、それからペラペラなので防寒にはならないみたい。

でも裾の長いものは職種によっては、反って邪魔くさくて、危ないよなあなどと思ったが。

値段は高くなかったわりにタグをみたらイタリア製だった。

さっぱり防寒にならんので冬の間は着てなかったが、桜の季節の近頃よく着ている。

            
一昨日、NHKBSの旅番組の紹介でフィレンツェの靴職人がまったく同じものを着て作業している姿がテレビに映った。 
彼のコートは僕のよりもさらにヨレヨレで色褪せていたけれども、それがカッコいいのだ。

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コートといえば好きな写真があって、ひさしぶりにそれを本棚から探した。

30年くらい前に買った彫刻家ジャコメッティの作品集。僕が初めて買った「洋書」だ。フランス語の文章はいまだにわからん。

そのなかの写真。雨のなかをこちらに歩いてくるジャコメッティ。
写真家のアンリ・カルティエ・ブラッサイが撮った有名な写真だ。

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実はこないだ小雨が降った時に、これを真似してみた。

僕がやったらウルトラマンの怪獣の「ジャミラ」でしかなかったが。。

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ちなみに「ジャミラ」はもともとは人間だった「哀しき怪獣」で、大人になってこのストーリーを観るとたぶん泣ける。

 ヘレン・シャルフベック 展 再び

昨年の7月25日に上野の東京藝大美術館で観たフィンランドの画家「ヘレン・シャルフベック -魂のまなざし」が仙台ー広島と巡回して、そしてラストの「神奈川県立近代美術館・葉山」。
3月26日、最終日の1日前にいってきた。

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「葉山館」は皇室の「葉山御用邸」からすこし鎌倉方面に行ったところにある。
逗子駅からバスで行くとどのくらいかかるんだろうか。 たぶん20分以上かかるのかな。
いつも自分のクルマでしか行ったことがないからしらんけど。

土曜日でも早い時間(9:30)につくと駐車場はこんなだ。

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ヘレン・シャルフベック。 このフィンランドの女性画家は昨年まで知らなかったが、なんといってもこの絵がすばらしい。

 「 快復期 」 1988年

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会期終わりに近いこの日は「快復期」のポストカードは売り切れだった。 ま、そうだろうな。

クリアファイルとB3くらいのサイズの額絵を買った。

会場が変わって二度目の今回はこの絵に再会するために行ったようなもんだ。
午前中は鑑賞者も少なくて時間をかけてじっくり観ることができた。

病み上がりの少女を描いたこの絵は、婚約破棄された時期の後の作品らしい。 それで画家自身の「快復期」という意味で評論されたりしているそうですが、そこいらへんはあまり関心ない。

上手い! 直線と曲線の画面の構築も上手いし、ざっくりとだが、適格な筆致もすばらしい。 印刷物だとわからないが画面はわりと重厚なマチエールだ。手に持っている草(たぶん生の象徴か)はそこだけしっかり絵具が盛られている。

画面の左上に窓が描かれているが、光の方向からして少女が向いている画面の外にも窓がある。 室内画だけど「外」への憧憬を感じさせるこの作品が、海を見下ろす窓がある「葉山館」で展示されるのはふさわしいように思える。

「ヘレン・シャルフベック展」は昨年夏の東京展のあと、仙台展、広島展と巡回してきた。
仙台では、震災で被災した人や関係者の方とかもこの展覧会を目にすることがあっただろうか。5年が経つ今に絵の題名と、街や暮らしの「回復期」に思うところがあったり、そうでなくても、僕と同じように同じポストカードを複数枚買って、友人にプレゼントしたりする人もたぶんいただろうと思う。

「快復期」は日本での展示を終えて、フィンランドの国立美術館に戻った頃。

また、想像を巡らしてみる。 彼の地の住人の中には、世界的にそれほど有名ではないこの絵が好きで毎月のように、毎週のように美術館に通ってこの少女に逢うのを心の支えにしている人がいたとしたら、その楽しみを10か月に亘って奪ってしまったことになるんだろうか、とか。。 

                            ・

それにしても神奈川県立近代美術館の葉山館。 都心からのアクセスがいいとはいえないけれど、すごくロケーションが良くて好きな美術館だ。
それだけにちょっと残念なのが、意外と展示室が少ないこと。鎌倉館(カマキン)が閉館して
鎌倉別館も10月まで休館している今、近代美術館のコレクションを展示できるところは他にないわけで、2階は建築制限があるのかもしらんけど、地下の図書室なくてもいいから常設展示ができる展示室もあったらよかったのになあ、と今になって思う。

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