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2016年12月26日 (月)

ジャニス: リトル・ガール・ブルー

映画 JANIS:LITTLE GIRL BLUE /  ジャニス:リトル・ガール・ブルー

  2015年 アメリカ映画  監督:エイミー・バーグ

2016年12月24日 川崎アートセンター アルテリオ映像館にて

20年くらい前のことだが、とある土曜日に仕事で運転中のラジオから、ジャニス・ジョプリンの歌が流れた。曲は「Me And Bobby McGee /ミー・アンド・ボビー・マギー」。 
そのラジオ番組はシンガー・ソング・ライターの鈴木祥子の特別番組で2時間半ほどの番組のなかで、自身の曲や敬愛するミュージシャンの曲をかけながら、その中でジャニス・ジョプリンを紹介する。
鈴木祥子さんがジャニスの27歳という短い生涯と音楽活動について語ったあと「ミー・アンド・ボギー・マギー」が流れる。ともあれそれが僕がジャニスの声を聴いた最初だったと思う。

そのしゃがれたような声は衝撃的でさえあった。英語の歌だからもちろん歌詞の内容はわからないけれど、「ミー・アンド・ボビー・マギー」というタイトルと曲調、ジャニスの歌いっぷりから僕が最初に想像した内容はこんな感じだった。

「私とボビー・マギーはかつて一緒に過ごしていたけれども、いまは離れ離れでそれぞれの道を歩いている。 けれども、あの日々はけっして無駄ではなく、いまでも私たちのなかで輝いている・・」 
みたいなことを歌ってるんじゃないかな、と思って聴いて、その後ジャニスのCDを買って訳詞を確認したら、だいたいそんな内容だった。 「歌」って言語がわからなくても、やっぱりその思い、とか心が伝わるもんなんですね。

それからしばらく経って、大船の「鎌倉芸術館」で友部正人の「30周年記念コンサート・あれからどのくらい」があった。途中休憩をはさみながらの3部構成、約4時間の長いライブ。
2部と3部の休憩の間、ロビーでコーヒーを飲んでいると、すぐ近くから聞き覚えのある声が。
ふと横を向いたらすぐ隣に鈴木祥子さんがいた。 話かけなかったけど。

                            ・

、、、というわけで、長い前フリでしたが、昨日24日に映画「ジャニス:リトル・ガール・ブルー」観てきました。

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この映画なプロのシンガーとしての実働約4年(!?)のジャニス・ジョプリンのドキュメンタリー映画です。   

                             http://janis-movie.com/

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生前の本人のライブ、レコーディング、インタヴュー映像と、当時の彼女を知る人々の証言、それから初公開された、家族に宛てた手紙の数々で構成されている。

その手紙を朗読するキャット・パワー(シンガーらしいがよく知らない)がいい。ジャニス本人が朗読しているのかと思っちゃったよ。

「リトル・ガール・ブルー」。 ジャニスの歌った曲名だけれど訳すと「少女の憂鬱」か。
映画本編のなかのある人の証言に「ホテルに彼女を訪ねていったら、途方にくれた少女の顔だった、、、」という印象的な言葉があったので、ここからタイトルにしたのかもしれないです。

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初めて観るジャニスのライブやレコーディングの映像の圧倒的な声の力。

それらはとても魅力的でそれだけでも観る価値はあるけれども、この映画の中では、容姿にコンプレックスを抱えた暗い少女時代から綴られている。

誰からも相手にされなかったハイスクールと、シンガーになってからも孤独を酒とクスリで紛らわせて、結局それがもとで突然27歳の若さで逝ってしまうんだけれど。

きっとこの人はだらしのないとこも、いっぱいあったんどろけれども、たった実働4年ほどの音楽活動で「音楽史上最高の女性スター」、「女性ロックのアイコン」になった。

50年、60年生きても人の心になにも残せない人がほとんどだというのに、いなくなってもパワフルな歌声で元気づけてくれる彼女はやっぱり素敵だと思うのです。

                         ・

映画本編が終わって、エンドロールといっしょに、有名人のジャニスへのコメント映像が流れた。

、、、ジュリエット・ルイス! なんか久しぶりに見た気がする。彼女の出演作では「ギルバート・グレイプ」が一番好きです。

それからジョン・レノンとオノ・ヨーコ。 ジョンが凶弾に倒れたより、ジャニスの死のほうが早かったというのが、いまさらながら意外に思ったり。

ジョン・レノン「僕の誕生日プレゼントにと、ジャニスが歌を録音したテープを送ってくれたんだ。それが届いたのは彼女が死んだ後だった。」

 

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