«  エヴォリューション | トップページ |  貌斬り ~戯曲「スタニラフスキー探偵団」より~ »

2017年3月20日 (月)

 不思議惑星キン・ザ・ザ

映画 「不思議惑星 キン・ザ・ザ」  

 1986年 旧ソ連 カラー・スタンダード・135分 監督:ゲオルギー・ダネシャ

2017年1月29日 渋谷UPLINK [見逃した映画特集2016] にて

2017032006

ソ連の映画っていうと「タルコフスキー」とかさあ、なんか深刻系な映画の印象が強いんだけど、「不思議惑星キン・ザ・ザ」。 こんな脱力系のSF映画があったことはこの作品を観るまで知りませんでした。 何なんですか、これ。 ほかに類似作が見当たらないです。

2017032008


モスクワ、冬。建築技師マシコフは帰宅するなり妻に頼まれ夕飯の買い物に街にでる。そこにバイオリンを抱えた青年ゲテバンに「あの人が自分のことを異星人だと言っています」と声をかけられる。 どうみても浮浪者にしか見えないその男は「自分は他の惑星から来た者で、自分の星に帰りたい。この星のクロスナンバーか座標を教えてほしい」と2人に話す。 そんな戯言を信じないマシコフは男が持っていた「空間移動装置」のボタンを押してしまう。次の瞬間、マシコフと青年ゲテバンは砂漠のど真ん中にワープしてしまう、、、

2017032007

2人が飛ばされてきてしまったのは、キン・ザ・ザ星雲のプリュク星だった。
奇妙な音を立てながら現れる釣鐘型の飛行物体。 出てきたのは小汚い男2人。
ちいさなショボい檻を出して妙な踊りを披露する。英語もロシア語もフランス語も通じず、何を訊ねても「クー」としか発しない。

マッチがこの星では異常に価値がある。1本の半分で宇宙船の加速機が買える。
これがあればどこにでも5秒で行けるそうだ。ポケットにあるマッチ2箱でなんとか地球に帰ることができないだろうか?、、、

、、、、、、というちょっと類似品のない、クーなストーリーなんですよ。 クー。

僕が観たときは1月29日。 アップリンクの「見逃した映画特集2016」だったのですが、昨年11月の公開時、一部の上映会場ではチケット購入時に受付で「クー」をやると、割引があったそうです。 クー割。

パンフレットの類は販売してなかったので、あとでAmazonで探して買いました。

2017032009


映画館での上映は終了してしまいましたが、リマスタリング版のDVDが販売されて、ちょっと品揃えのいいTSUTAYAあたりでは、何枚か置いてあります。
西友町田店には6枚くらいありました。

すべての科学的説明を無視したかのようなこの、脱力ゆるゆるSF映画。
80年代後半ペレストロイカから、ソ連崩壊の時代背景も思いつつ、ぜひご覧いただきたいぞ。 クー。

«  エヴォリューション | トップページ |  貌斬り ~戯曲「スタニラフスキー探偵団」より~ »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/551197/65042426

この記事へのトラックバック一覧です:  不思議惑星キン・ザ・ザ:

«  エヴォリューション | トップページ |  貌斬り ~戯曲「スタニラフスキー探偵団」より~ »

最近のトラックバック

2017年9月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
無料ブログはココログ