«  Smoke デジタルリマスター版 | トップページ | バベルの塔 »

2017年5月 5日 (金)

BLUE IN THE FACE

BLUE IN THE FACE   ブルー・イン・ザ・フェイス   1995年作品

「ブルー・イン・ザ・フェイス」。 この映画は「スモーク」の続編というより姉妹編、最近よく使ういいかただと「スピンオフ」作品といえる。

「スモーク」の最大の功績は「ブルー・イン・ザ・フェイス」を生み出したことだ。

「スモーク」のオーギー・レンの煙草屋という設定と可能なキャストをそのまま使い、即興の演出と演技と台詞で2本目の映画を作ってしまった。

2017050502

この映画、DVD化されてはいるものの、あまり流通されてないみたいでレンタル店にはほぼ取扱いが無い。 ネット通販で見つけても、高額だったりするのだが、たまたま安く出ていた時があって、購入しちゃいました。 俺は持ってるぜ。

2017050503

DVDのケース裏面にこの映画の内容紹介があるけど「大好きなたまり場の煙草屋を守るために、隣人たちが立ち上がる」というのは嘘です。
「隣人たち」は誰も立ち上がんない、です。

「顔が真っ青になるほど(Blue in the Face)、喋り続ける」というコンセプトのとおり、さまざまな有名、無名の人々が10分のテイクのなかで好き勝手なことを喋っている、それだけの1時間半だ。

ブルックリンの街や人々への想いのたけを。 
ロサンゼルスに移転してしまったブルックリン・ドジャースへの哀切の想いについて。
ベルギー・ワッフルについて (ベルギー・ワッフルのブームはこの映画からだという説があるがホントか?)

煙草をやめる決心をした」常連客のボブ(映画監督のジム・ジャームッシュ)は人生最後の1本を味わいにやってくる。
かつてのブルックリン・ドジャースの偉大なプレイヤー、黒人初の大リーガー、ジャッキー・ロビンソンの幽霊(?)が現れ、あのマドンナは「踊る電報配達の女」としてほんの一瞬、数十秒の出演だ。

                            ・

この映画、好きなんだけど、一か所だけ気にいらないシーンがある。

それは「最後の1本」を吸い終えたボブ(ジム・ジャームッシュ)がその吸殻を灰皿に落とすところ。 煙草を高く掲げて「東京上空500m、、!」といってボトリと落とす。 
、、、つまり吸殻をB29の東京大空襲に見立てているんだな。 このシーンは残念。
もともとシナリオにあった台詞なのか、たぶんジム・ジャームッシュの即興の可能性が高い。
この人親日家だと思っていたのだが。
ていうか、この映画「日米合作」となっていて日本人スタッフもけっこう参加してて、よくこれでOKだったなあ、と思う。

そんなわけで映画「Blue in the Face」には満点を付けられずにいる。

                          ・

 ブルックリン・ドジャースについて

僕が「国民栄誉賞あげたい人No.1」の野茂英雄氏がかつて在籍した「ロサンゼルス・ドジャース」は1950年代までは本拠地がNYブルックリンでした。
というか「Dodgers(よける人)」というチーム名がそもそも「ブルックリンは人が多すぎて、
よけながらでないと歩けない」からついた名前だ。
ついでに小学生のころ誰もが、遊んだ「ドッヂボール」もボールをよける、という意味で同じ語源ですね。

«  Smoke デジタルリマスター版 | トップページ | バベルの塔 »

映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/551197/65240235

この記事へのトラックバック一覧です: BLUE IN THE FACE:

«  Smoke デジタルリマスター版 | トップページ | バベルの塔 »

最近のトラックバック

2017年10月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ