銅版画

2017年1月15日 (日)

年賀状

2017年。 今年の年賀状を先日やっと投函した、、、ていうかもう「寒中見舞い」なのだが。

ええ、毎年毎年こんな遅れてすみません。すみません。 
 と言ってみるものの、あまり気にもしていないのですが、、、

僕の場合、切手をわざわざ¥52+3の「お年玉くじ付き切手」を使ったりしているのだが、
その抽選日の1月15日までに出せばいいや、などという手前勝手な「俺ルール」があったりする。 「なんだよ、それ」と言われそうですが。。

でも、僕の年賀状でこの「くじ付き切手」の存在を知った人もけっこう多いらしいのですよ。
ハガキより発行枚数がずっと少ないので郵便局によっては11月中に売り切れてしまったりしますが。

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先に届いた友達からの年賀状に「今年はどんな酉の版画になるのか楽しみです」なんて書いてあると、なんか手抜きしちゃ不義理になるみたいなんですが。

、、、できました!

宛名面には「闘鶏」(一度見てみたいものです)の小品(の一部)を。

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こちらが裏面。 なぜか「月と鶏」。

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この版画の前に昨年の秋の「月の展覧会」用にに「オオカミ」の版画を刷ったんだけど、その作品で2版使ったうちの1枚目の版を「ニワトリ」の版画にもそのまま使った。

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    1枚目を刷ったところ。

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ここですぐに2版目を刷らないで、一度パネルに水張りして数日間乾燥させる。
で、裏面からハケで水分を与えて、まる1日おいてから2枚目の版をする。

なんでそんな面倒くさいことをするのかというと、続けてすると細かい線が滲んだようになってちょっと弱いからです。

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「ニワトリ」だとやっぱり「月」じゃなくて「朝日」かなあ、とも思ったが、まあそのへんはどうでもよろしい。

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ところでこういった銅版画の技法、また材料的なことは、この本に多くを教わった。

  「銅版画のテクニック」 深澤幸雄 著

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銅版画家の深澤幸雄さんが、その長い制作活動のなかで習得し、また自ら編み出した技法や、材料、道具についての知識を惜しげもなく記した本。

僕は版画を学校などで教わったことがないので、この本はある意味バイブルでもある。

ニワトリの版画を描画している最中の今月5日、その深澤幸雄さんの死亡記事が朝刊に載っていた。 

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92歳。 老衰。 大変な時代を生き抜いて制作を続けてこられて、大往生だと思う。

僕はただの一度も面識がなかったけれども、、心よりご冥福をお祈りいたします。

2016年9月13日 (火)

 秋月展

 秋月展  

 9/10(土)~9/19(月・祝)  11:00~18:00 ( 9/19は17時まで)

 Art Gallery 山手  http://www.art-g-yamate.com

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、、という展示に銅版画を3点ほどですが、こっそり出品しています。

おヒマがありましたら、どうぞ。

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「月と狼」。 なんかベタなモチーフですまねえ。

今月になってすぐに、親戚の葬儀で新潟に行き、3日ずれたぶん出品も予定どおりにならなかった。 
、、、ええ、言い訳です。 普通の人は1週間くらい前には、全部出来てるものだと思います。 搬入当日までじたばたしているのはきっと僕くらいだ。

これは搬入に持って行ったけれど、やっぱり中途半端感。 今回だすのはやめた。

なんでドードーに猫が乗ってるのか。 いきあたりばったりで描くからこうなる。

来年くらいにどこかで出せればいいけれど。

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2015年11月16日 (月)

薔薇と有刺鉄線




第3回 小さな世界展  -CDケースを使ってー

 2015年11月12日(木)~23日(月・祝)   11時~19時(11月23日は17時まで)

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ただ今、開催中です。 

この展示はCDケースを額装にみたてて、あとは何でもありという大雑把な企画展なんですが
でも、CDケースをばらして裏面に絵や写真をぱこんと挟んだだけだと、なんかちゃちに見えてしまうじゃないですか、そう思ってCDケースを入れる「額」を作りました。

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今回は自分の作品のモチーフは限定して「バラ」にした。

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毎週、町田のバラの種類が豊富な生花店で、¥324のバラを一輪だけ買って幾枚も描いて、たくさんボツにしました。

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ところで、、、花屋で買うバラはそれを買ったお客が怪我をしないようにとの配慮なんだろうけど、棘(トゲ)がない。
が、私は思う。 棘の無いバラは、ただの花でバラではない、と。

やっぱり血がでるほどの棘があっておそのバラ。
美しい顔で傷つく言葉を投げつける女性のように、棘は付いててほしいぞ。
、、何言ってんだか。

で、バラに以前とある所で入手した「有刺鉄線」を組み合わせてみました。
なかなか素敵なモチーフだ。

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Art Gallery山手の展示では「ひとり3点まで」というくくりがあるのだが、ほんとは5連作、10連作くらいにしたいのだけれど。 
それは、いずれ今未完のものも含めてすべてそろうでしょう。

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展示作品はCDケースに入れるサイズなので1点が、70×65mm、85×45mmくらいの
手のひらサイズです。 額装込での販売も、または版画シートのみでの販売も承っております。 お時間おありでしたらぜひ。

これほどの小さなサイズだと、空間の広がりと凝縮、というかそういった面白さは難しいので、もうちょっと大きな画面(といっても普通サイズだが)の銅版画も制作中です。
いつか、人目に出せる機会があれば。

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「薔薇と有刺鉄線」、と書くと何となくイカガワシイような、ヤバいような、キケンな妄想、連想をしてしまうのは僕だけでしょうか。。。
、、俺だけですか。 すみません。

小学生くらいの時に、友達と遊んでいて空地の柵をくぐりぬけようとした時に、有刺鉄線でザックリと切ったふくらはぎの傷跡はうっすらと残っている。
ここ10数年も有刺鉄線を見かけないのは、きっと勝手に怪我するバカなガキが出るのを懸念して、、というのも、少しあるのかもしれないね。




2015年9月15日 (火)

秋月展

明日、9月15日(火)から9月23日(水・祝)、 横浜の「Art Gallery 山手」にて、画廊企画の
「秋月展」に出展してます。

  http://www.art-g-yamate.com

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「月」がテーマのグループ展です。 
僕は銅版画を3点と、「月」の入ったペンダントを出品しています。

、、、といっても、わりと急にきまった展示だったので、当初の予定どおりには作品が揃わなかったのですが。

      「月のタンゴ」   240X182mm   

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たしか最初は「人物(青年)」だったはずだぞ。 何でいつのまにか「猫」になってんだよ!

  「月の兎」 

DMに使った作品は昨年11月に出来たものです。いびつな円形で2版重ねた色彩が混ざって濁らず、うまくいった。

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 「 ジャングルジム 」  

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これと「対」になる作品を制作中だったのだけれど、ついにお見せできるほどには、できなかった。 ま、いずれ機会はあるでしょう。

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4連休もあるしね、お時間ありましたらぜひどうぞ。



2015年5月24日 (日)

猫の版画 額装

猫の銅版画を自作の額とマットで額装した。

いちど仕上げたんだけど、やっぱりマットの縦横のバランスがよろしくないので、持っていく前日に作り直した。(正確には当日の朝までかかったけど)

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もし、お気に召さなかったら、自分のうちに飾ろうと思っていたけどそうはならなかった。

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関係ないけど、いまTOKYOFM の「山下達郎のサンデーソングブック」で「猫の歌で棚からひとつかみ」、やってる。

2014年12月21日 (日)

月の兎

町田の東急ハンズのペットコーナーにケージがいくつかあってハムスターなどのほかに、小型で茶褐色のうさぎが3匹います。 これがかわいい。

う~ん、うさぎはやっぱり文句なしにかわいいな~。 ¥32400もするのか。 
 うさぎ飼いて~ !

、、、とか思いながら、東急ハンズいく度に15分くらいじっと観察している。

たぶん、こういうところでは撮影ご遠慮くださいだと思うので、細部まで観察してます。
食べるときの口の動きとか、足や指の形とか、骨格とか、、

 

                       ・

                       
10月の「アート縁日」で銅版画の「月の兎」を額装込で、オーダーいただいたのだが、
額縁を作るのと、版画作品をちょっと加筆するだけで、結局2か月もお待たせしてしまいました。

この作品は銅版を2枚使っているのでありますが、まずは1版めを刷って乾燥させる。

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今回は2版を続けて刷らないで、時間を置いたのは、細い線も滲んだようにならないで
シャープに刷り上がるから。

そこで、これは自作の道具なんですが、複数枚の版をつかうときに紙の位置を合わせるために使う「トンボ」です。

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ぜんぶで7枚刷りました。 そのうち「失敗」した刷りも何枚かあるわけで、、

これは、縁がずれてるからダメ。

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これは余白にインクが付いて汚れてしまったんでOUT!

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そんなこんなのをはじいて、いちばんイイと思われるものを選びました。

  2版3色刷り。

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額装しましたよ。 

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いや~、ほんとにお待たせしてしまってもうしわけない。。

でもトータルにいい出来栄えだと思う。

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お買い上げありがとうございました!

2014年11月26日 (水)

「ユニコーン」額装 

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8月に銅版画を展示した時に、友人のKさんが「青いユニコーン」の版画を、別の小品を入れていた「赤い額縁」で額装してほしい、と言った。

でも、額が小さいので余白をだいぶ切ってしまうことになりますけど、、 と確認をしたら、それでもいいというので、リクエストどおりに額装しましたよ。

、、ほんとは余白といえども作品の一部をなのだから、都合よく切ったりしていいわけないいだけども。 ま、作者本人の手によるものだから、一枚限定でいいことにしよう。

紙は白いハーネミューレより、彩度の落ち着いた紙が合うような気がしたので、これも限定一枚で、むかし買った和紙に刷った。

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Kさん、だいぶお待たせしてしまいました。

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2014年10月22日 (水)

車輪

 「車輪」。 これは、ずいぶん前の作品です。

サインの下に「2001」と記してある。

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これは、その2年くらい前に鎌倉の砂浜に、ちょうどこのような状態で埋まっていた自転車の
車輪(ようするに不法投棄か)を、ひっこぬいて持って帰ったものであります。

ずーっと、部屋に転がしてあったのを、ふと思いついて銅版画のモチーフにした。

技量が足りないので、形が狂っている。 車輪の外径がけっこう歪んでますね。

それはそれで、まあいい。

僕は銅版画は、ほぼ独習なんだけれども、この作品は技法的に初めて試みたことがいくつかあります。

白い直線を残すのに、マスキングテープを使ったのはこれが初めてだった、たぶん。

四角い画面と円形と直線と点々が、静かに印象が強いらしく、これまでに4枚ほど買っていただいたです。 ありがとうございます。

額装しました。 



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やっぱり、マットの台紙は3mmの厚さがあると、ぜんぜんグレードが違ってみえるなあ。

普通は2mmのものが多いです。 角度をつけて切るので1mm以上に深くみえます。

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ところで、その「ひろってきた自転車の車輪」はその後どうしたかというと、、

 、、、イベントの度に頭上でくるくる回っています。

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                      ・

しかし、人物画がはさっぱり売れないですなあ。

なので、そのうち人物画だけの個展をしようと思っているけど。。

2014年10月21日 (火)

HEDGEHOG ハリネズミ

15年くらい前、大船の輸入雑貨店にて。。
木製のハリネズミをかたどった置物を見ていたら、店のバイトらしき女性が「ドイツではハリネズミは幸運を呼ぶ動物なんですよ」と教えてくれた。

なんとなくそれをずっと覚えていたので、ちゃんと確かめてもいないのに、
このちいさな版画を手にとった人に、そのまんま同じことを言ってる俺ですが。

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10×5㎝ほどのこの作品はもとは2008年、子年の年賀状用に刷ったものであります。

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8月の銅版画展のときに過去の小品も棚に並べていたら、このハリネズミがいちばん出て
3枚売れた。。 ま、いちばん安かったんですけど。

そのほかに2枚を知人に贈呈したので、合わせて5匹のハリネズミ君が、それぞれの家の新しい家族として迎えられた、、、と思う。

そのうちのひとりのヨーロッパの文化に詳しい人が、「幸運の動物ですよ!」と言っていたので、内心「そうか、あれはガセネタじゃなかったんだな」と思った次第。

こちらは、額装した「ハリネズミ」。

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僕は額縁もマットも自分で作るので「額装込み」だと、なんだか仕事量と価格のバランス的には「額縁を売って、おまけにそれに合う版画も1点付けちゃいました~」みたいな気分。

でも、いい額装だと3割増しくらいに良い作品に見えるもんだな。

先月のことだが、以前作品を扱ってもらっていた町田の「VELAS ヴェラス」の同窓会?のような集まりがあった。

熊本の「atelier 容」の高橋容子さんが、新婚旅行で来ているのだという。

新婚旅行って? よくよく聞いたら愛車(トヨタのなんとかっていうデカいクルマ)でフェリーを乗り継いで北海道まで行き、それから全部自走で熊本まで帰るそうだ。
、、、つまり日本列島ほぼ縦断。 すげー。

わりと急な話だったんで、なんかねえかなと思って銅版画を2枚包んでもっていった。

しょぼいプレゼントで悪いんだけど、と言って渡したら、「開けていいですか?」 どうぞ。

、、あ、すげー喜んでる、ほっ。 

「あの、ちいさい版画なんだけど、ハリネズミはヨーロッパで、、」と言いかけたら、

「知ってます! 幸運を呼ぶ動物なんですよね! 大事にします! 」 

かくしてそのうちの1匹は火の国、熊本に、と。

 atelier 容  www.atelier-yoo.com

、、、容子さんのBlogのみんなで撮った写真に僕もいたのに、さっき気がついた。

2014年8月25日 (月)

銅版画展・作家本人による作品解説・・?

土曜の朝にちょっと思いついて、書いてプリントして、
スチレンボードに貼ってもっていきました。

「作家本人による作品解説」。 
、、ないほうがいいような気もしないでもないが。

「イイ」と言って面白がってくれる人もいたので、金曜までに来てくださって見てないかたのためにその一部を。

急いで書いて、見直さずにプリントしたので(いつもだが)、可笑しな文章、行間その他はご容赦を。

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